協和醗酵工業

記事の文字サイズを「小」にします | 記事の文字サイズを「中」にします | 記事の文字サイズを「大」にします 記事の表示をHTMLに切り替えます

協和醱酵工業株式会社(きょうわはっこうこうぎょう、Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd.)は、医薬品化学品、総合バイオメーカーである。略称は「協和発酵」。なお、正式な商号の「醱」は「醗」ではなく、つくりが「発」の旧字体(發)である。

概要

1948年日本で初めて糖質から分泌する「アセトンブタノール」の量産を始めたのをきっかけに1949年設立された。それ以後、発酵技術を基盤として医薬品、食品添加物、化学品、酒類(酒類事業はアサヒビールへ営業譲渡済)などを製造・販売するようになる。初代社長は加藤辨三郎。

現在は、医療用医薬品が売り上げの40%弱(2006年)を占め、兼業医薬品メーカーとみなされることが多い。

また売り上げの約15%(2006年)を占めるバイオケミカル事業では、各種のアミノ酸の発酵生産において味の素社と双璧である。うまみ調味料として用いられるグルタミン酸ナトリウムにおいては味の素社に先んじて世界で初めてその発酵技術を確立した実績がある。

以前行っていた酒類部門は2002年9月2日付けでアサヒビールと合弁・分社化した「アサヒ協和酒類製造」に移行し、なお且つ酒類製造子会社であったサントネージュワイン(山梨県)、さつま司酒造(鹿児島県)、雪の花酒造(北海道)の3社の所有株式全てをアサヒビールへ譲渡した。その後、2005年9月1日付けでアサヒビールとの合弁を解消し、現在はアサヒビールの子会社のニッカウヰスキーが協和発酵が製造発売していた焼酎(大五郎、かのか、玄海)・ワインの製造を引き継いでいる(アサヒ協和酒類製造は2006年1月1日付けでニッカウヰスキーと合併した)。

また、化学品部門は、化学品製造子会社である協和油化(1966年設立)と2004年に統合し、協和発酵ケミカルとなった。

2007年10月にキリングループとの戦略的提携(キリン傘下入り)を発表。まずキリンホールディングスが友好的TOBによって協和醗酵工業株式28.49%を取得。そして2008年4月1日、キリングループで医薬品事業を手がけるキリンファーマを協和醗酵工業が株式交換により完全子会社化。キリンホールディングスの協和醗酵工業株式の保有比率は50.77%に達し、同社の連結子会社となった。協和醗酵工業・キリンファーマ両社は2008年10月1日に協和醗酵工業を存続会社として合併し、協和発酵キリン株式会社となる予定。


(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


出典:フリー百科事典『ウィキペディア』 改訂履歴