orz(おるつ)とは落胆、失意、挫折の際の心理状態を、跪き頭を垂れる姿で表した日本発祥のアスキーアート。
2002年頃、TECHSIDE(個人ニュースサイト兼コミュニティサイト)の「TECHSIDE教えて君BBS(教えてBBS)」において、ケーブルカバーに関する質問の中で使われた文字によって図式化されたカバーとケーブル「_| ̄|○」が、くずれおちる人に見えると話題になり、それを受け、該当サイトの「TECHSIDE一言板。」でも話題となった。その後このアスキーアートを元に「OTZ」や「orz」などの亜種が作成され瞬時にネット界に広まった。[要出典]
以後、中国、香港、台湾とその使用域が拡大した。当初は特に名称らしきものはなかったが、いつの頃からか失意泰然と立位体前屈をもじって失意体前屈と呼ばれるようになり、これが「orz」の正式名称と考えられるようになった。アスキーアートであるため声に出して読まれること自体は少ないが、アルファベットをそのまま英語読みし「オルツ」、「オルズ」、「オアズ」などという事もある。
「orz」には類似した表記があり、Oro、Or2、On_、Otz、OTL、sto、Jto、○| ̄|_等と表記されることもある。日本では「orz」という表記が最も多く用いられているが、台湾では頭に大文字の「O」を使用した「Orz」が一般的に使われている。
2006年1月22日には、台湾の大学学科能力測験(日本におけるセンター試験に相当)の国語の試験第二部の問1において、「Orz」の語が使用された(問題文(PDF))。使用されたのは文章の中から誤った言葉を見つけて修正せよ、という文章題中であり、「3Q得Orz」が誤った用法として例示された。つまり「3Q得Orz」ではなく「感謝得五體投地」と書かなければならない、と問題中で例示された。しかしこの使用法自体がおかしい(「失望」ではなく、「深々と頭を下げている」即ち「非常に感謝している」とされている)ため、出題者がインターネットスラングの意味を分からずに無理矢理に使った態度には疑問の声が上がった。(ちなみにこういう使い方があった主張もあるが、普遍とは言えない。)
ヴィルヘルム・レームブルック作「くずおれる男」(1915/16年)
篆書体のひとつ大篆で書かれた「人」(紀元前800年ごろ)
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